【新店舗での先進的なサイネージの取り組み】
クライアントのY社は近年、生鮮売場の強化やデリカ事業の拡充に注力し、鮮度と品揃えの向上を図っており、また地元生産者支援など、地域密着型のサステナビリティ活動も推進している。その中で地域密着・高鮮度・多様なニーズに応える旗艦店として2025年2月に初のGMS店舗がオープン。店のコンセプトは、上質でクオリティの高い商品や人財。その世界観を表現するため、サイネージは商品を引き立てる「劇場」をテーマに設計した。
先進的な取り組みの目玉として、シズル感やライブ感を伝えるために1階の鮮魚コーナー壁面へ幅3000mmの大型高精細極薄LEDビジョンと指向性スピーカーを導入。鮮魚売場においては、視覚的なインパクトと音や映像で情報訴求力を両立させるために、動画は鮮魚のダイナミックな映像や市場の風景、波の音などを新たに撮影するなど、企画や環境にあった機材の選定、動画制作、放映までを一括して対応した。また、旬の魚介類や漁港の風景などを用いることで、「鮮度」と「信頼」を感じさせる高精細な映像コンテンツとなっている。
食品売場全体も同様に商品をメインとした売り場を劇場として演出するべく、各売場の什器の上や柱などにVMD起点で顧客行動にあわせ、大小さまざまなデジタルサイネージを設置。
その結果、鮮魚の客単価向上や売り場の人のモチベーションがあがったとの評価もあり、この取り組みをベンチマークとして、新店舗の展開に活かされている。
来店者の購買意欲を高めるだけでなくブランド価値向上にも寄与しており、コマース領域およびサイネージで培ってきた知見を発揮した新しい取り組みになっており、売れるお店・売れる売り場を目指し、価格表示だけでは伝わらない商品や売り場の魅力をしっかり伝えることで、店頭でのデジタルマーケティングを活性化させる事例となった。
- デジタルサイネージ
-
約270店舗の生鮮、惣菜売り場に設置された700面のサイネージを、売り場ごと地域の展開店舗(栃木県や茨城県などの展開地域)ごとに旬の食材や一押しの商品などを中心に売り場の価値を訴求するサイネージを導入、運用。他にも商品の目前で最後の一押しをする横型サイネージなど、顧客行動や売り場の役割にあわせた様々なサイネージを展開。
- 動画コンテンツ制作
-
動画コンテンツは、企画の立案から撮影、制作まで一気通貫で対応。
生活者のトレンドや毎月のお客様からのお悩みを「健康×食」で解決する企画を立て、動画を制作。また、制作した動画コンテンツの内容をサイネージで放映するだけでなく、館内放送とも連携させた。
店内配布のリーフレットやCMとも連動して、店頭ならではの内容を、鮮度感・シズル感・季節感を伝える動画として毎月約15本ほど制作し、各店舗のサイネージでの放映までを行っている。加えて、販促フェア、セール、地域ごとの季節限定イベントの告知も動画コンテンツ化することで、店頭での商品価値、売り場価値を最大化させていった。この取り組みは、クライアントと密に連携し、店舗設置しているAIカメラで視聴率×売り上げを検証も行っている。「お客様の足が止まるようになった」というお店の現場の声と、「実際の滞留時間や購買率の向上が一致していて、施策の成果を実感しています。」と評価もいただいた好事例となっている。
記事公開日:2026年1月9日
OTHER WORKS
弊社ソリューションや業務依頼に関する
お問い合わせはこちら