OUTLINE
立体看板が街の文化・観光資源として根づくエンターテインメントの街として知られている大阪・道頓堀。その道頓堀の老舗「金龍ラーメン」の龍の立体看板もその象徴の一つであったが、しっぽ部分が隣接地にはみ出しているとして法的に撤去が確定し、2024年8月に実際の切除が行われた事案が発生した。
このネガティブ事象を、大阪らしいユーモアと人情あるストーリーとして転換するコミュニケーションとして再構築していった案件。
はみ出して切断することになった“しっぽ痕”に「涙」の装飾を加えたり、切除された“しっぽ”を近隣のかに料理店の巨大かに看板に“挟ませる”といったコラボレーション企画の看板演出をしたりと、大阪らしいユーモラスなストーリーとして昇華。道頓堀発の明るいニュースとして再定義し、SNSおよび各種メディア露出を通じて全国的な話題化に成功し、カンヌライオンズ、ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS、大阪広告協会賞、PRアワードをはじめ、国内外の主要広告賞で高い評価を獲得した。
本プロジェクトは、道頓堀の立体看板文化の文脈を活かしつつ、看板撤去という不可避な現実を“語り継がれる逸話”へと価値転換させ、エリアブランドの想起と回遊動機の強化に寄与した。
記事公開日:2026年3月25日
DIVISION
OTHER WORKS
弊社ソリューションや業務依頼に関する
お問い合わせはこちら